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リゾット
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真夜中に突然、思い立って、
トマトソースを煮込み、土鍋で玄米を炊いた。
やりながら音楽をかけるのもよかったけど、
(いつもなら、かけるのだけど)
とろ火でかすかに玄米がはじける、クツクツいう土鍋の音や
ホールトマトが鍋の圧力でぼこぼこ上に押し上げられながら、煮込まれている音が
すごくいとおしく感じて、音楽は何もかけず、もくもくと作業した。
トマトソースをつくるとき、トマト缶のトマトは、いつもヘタや種を丁寧に除くのだけど
最近「トマト」のすべてが好きなことに気づいたので、除く作業はやめました。
酸っぱさも、渋みも、あってのトマト。

翌朝、トマトソースと玄米は、合体。
トマトリゾットになりました。
予想以上においしかった。
おいしい要因はよく分からないけど、
前の晩のあの作業の時間がうまく反映した気がする。
ガーリックトーストもつけて、朝からいい気分。

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by miyua-moi | 2006-03-31 00:48 | cook
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。
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最近よく周囲から発せられる、「お風呂で本を読む。」
っていうのがどうもが苦手だった。
蒸気で本がべろべろになり、頭がもあもあして、居心地が悪かった。
けど、そんな私が最近、お風呂で本を読む。
読みながら1時間は軽く過ぎる。
きっかけはこの本。

『 帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 』 - 高山なおみ

料理研究家高山なおみさんが書くエッセイ。
お風呂で読むに適した本、だと私は思う。
高山さんの文章は、体温が低い。
そして湿度が高い。
温度が低くてひんやりしているのに、
目の周りがじんわりして、じくじくあったまる。
せまい空間の中で響く、ピトン、ピトン、としたたる水滴のような高山さんの
文章は、お風呂で一文一文しっかりと吸収するのが一番なのだ。
水滴のように言葉が降ってくる。
言葉は、肌にしっとりと染みてくれる。
生々しく等身大な言葉が。
そして目の周りがじんわりする。
お風呂だから、涙なんだか何なんだか分からないけど。
体の芯のほうが、すっと透きとおる感覚。

私は心地よくぐったりした体でお風呂をでる。
食べもののことを考えながら。

人は悩む。でも、食べる。
食べものが「生きる糧」として、
確かにじんわり体に染みていくのが分かる、そんな本。
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by miyua-moi | 2006-03-29 00:32 | book
THE LONG SEASON REVUE
f0060883_1254695.jpgレイトショー。
観てきました。渋谷アミューズCQN。
原田郁子、UA、山崎まさよしなど
多数のヴォーカリストを迎えて実現した
リユニオンツアーを映像にした映画
FISHMANS presents
“THE LONG SEASON REVUE”

もう、言葉はわずらわしいだけ。
泣くかと思ったけど、大丈夫だった。
ただただ、幸せで満腹。
ずっとあそこに居たかった。
夜中の帰り道、
ひげさんと、渋谷や西荻の夜空を仰ぎながら、
“Weather Report”“頼りない天使”“エブリデイエブリナイト”
を口ずさんで帰った。
家に帰っても、「宇宙 日本 世田谷」のレコードを聴きながら、
寝るギリギリまで、浸りに浸っていた。
満たされてた。

もしかしたら、寝てるあいだも、歌ったり笑ったり、したかもしれない。
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by miyua-moi | 2006-03-28 09:58 | film
イワシの香草パン粉焼き
オリーブオイル、にんにく、パセリ、乾燥バジル、粉チーズ。。。

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by miyua-moi | 2006-03-27 00:33 | cook
好きな匂い
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・コーヒーの匂い(チェントブレンド)
・料理の湯気(調理中も匂いで味を判断することが多い)
・やっぱり日本人、だしの香り。
・天日干ししたバスタオル。
・海の風が街の中にただようとき。
・着物の匂い。反物の工程、手縫いの工程、かかわってきた人の数、時間、匂いで感じる。
・気持ちのトーンが1段くらい下がる、雨の匂い。
・鼻の芯にみしっとくる、雪の匂い。
・おばあちゃんちの座敷(畳と湿気とお線香と果物の匂い)
・あまい酸っぱい柑橘。の皮。
・通りすがりのカレー。
・キンモクセイのかおる、せつない秋。
・オーブンの中のスコーン。
・キャラメルをつくる焦げる匂い。
・オーブンの中のパン。酵母のこうばしい匂い。
・春先のくすぐったい匂い。
・マルセイユリキッドソープ オレンジ。
・夏、ミントを手のひらでパンッ。
・シャンプーの匂いが染みついた同居人の枕。


ほんとうは今、何かの匂いをかぐ気分ではない。
どんな匂いもいらない。受け付けない。
どんな音も、きれいなものも、おいしいものもいらない。
そんなときもある。
ある。
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by miyua-moi | 2006-03-26 13:19 | feel
ターンテーブル
我が家にターンテーブルが来ました。
もらいものです。
CDとは音質が違う、と聞いてはいたものの、びっくり。
 ・電子音が違う。
 ・低音がなんじゃこりゃ。
 ・ギター音が違う。
 ・ドラム音が違う。
 ・ウッドベースなんか、明らか。
音が生々しいのだ。体に響くのだ。
今トリコ。しばらくはレコ屋通い。
さて、そんなうちのターンテーブルで一番最初にかけられたレコードはコチラ。
Four Tet - Smile Around The Face
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12インチ。これはきっと忘れないだろうな。
けれど、本当に最初に聴こうと試みたレコードは実はフィッシュマンズだ。
でもレコード針が折れてて聴けなかった。
そして、新たな発見。
レコード屋でレコードを探している人の探し方は、すごい。早業。
自分もああなるのだろうか。
いろいろ勉強しよう。
レーベルHPで音×映像あります。お好きな媒体で→




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by miyua-moi | 2006-03-24 09:28 | music
行方知れズ - 渋さ知らズ1999-2000
f0060883_4591538.jpgこちらもドキュメンタリー。
渋さ知らズ
ダンドリスト、不破大輔を中心に創設、
ジャズあり、演歌あり、歌謡曲 あり、ロックあり、
ダンスあり、暗黒舞踏あり、寸劇あり、何でもありなアーティスト集団。
そんな「渋さ知らズ」の1999年6月から2000年6月までを記録した映画。
なんか、どすーんとくるね。
なんだろうか、「渋さ」のこの重みは。
混沌?生命?人間そのもの?
不破さんはおもしろい、興味深い人。
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by miyua-moi | 2006-03-23 04:59 | film
Niki de Saint Phalle
f0060883_9592070.jpg実家の近くは那須高原です。
那須には好きな美術館がある。
ニキ美術館
フランスの造形作家ニキ・ド・サンファル
女性としての狂気、包容力、パワー、自由さ。。。
それらを兼ねそろえている彼女はとても魅力的で、強くて人間的。
湧水のように溢れんばかりの人。
那須の静かな場所柄もあるけれど、
この美術館にいくと、じっと内面世界について考えます。
私が好きなのはシューティング・ペインティング(射撃絵画)
彼女の狂気の部分。
あとね、プライベートの手紙なども展示されてて、かわいいのだ。
那須に来たら是非。f0060883_9571353.jpg
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by miyua-moi | 2006-03-22 10:00 | art/photo
ソラノ
f0060883_8292748.jpg浅野忠信の初監督作品トーリを製作過程を、
つぶさに記録した70時間の映像をもとに、
以前グータン(フジ系)にも出ていた精神科医 名越康文が、
浅野忠信はじめ参加アーティストを詳細に分析した異色のドキュメンタリー。
音楽が菊地成孔
すばらしかった。サントラ狙い中。
菊地成孔が情熱大陸に出たときは、うれしかった。
さすが、情熱大陸。
途中、映像の中でEYEちゃんの顔がぐにゃぐにゃしていたのは
なんだったんだろう。。。
テーマも異色で興味深かった。
だって、精神科医×いわゆるアングラな人たち、ですよ。
会話に温度差がなかったのは、やっぱり名越さんの力だろうか。

ドキュメンタリーが好きです。
平坦で、断面的なものに、とんでもない希少感、というか魅力を感じます。
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by miyua-moi | 2006-03-21 08:34 | film
トード・ボーンチェ「KARAKUSAの森」展 - HOUSE OF SHISEIDO
f0060883_112215100.jpg友達に誘われ行ってきました。銀座!資生堂!
ううーん、乙女!
ため息モノです。草花の連続パターンは最近よくお見かけしますね。
特に、このランプシェード。f0060883_1124370.jpg

しかもこれ、男の人の作品なんですね。
トード・ボーンチェ。
最近のセックスとジェンダーがあいまいなところが好きです。
お菓子のレシピ本コーナーで熱読している男の子とか。いいと思います。
 *セックス:身体的・生物学的な性別
 *ジェンダー:社会的・文化的な性別
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by miyua-moi | 2006-03-20 09:46 | art/photo