今年は今のところ このひと言に尽きるかもなあ。 今年から 決して自分のフィールドではない環境に身を置いています。 もともと昔から 世の中とのズレは常々感じている方なので、もう慣れっこ。 今の環境も いつものように大人しくしてたら慣れるだろうと思っていた。 己の大部分を発揮すると、周りには決して受け入れられないのが分かっているから とりあえず「様子を見る」「大人しくしておく」「まず周りを受け入れる」というのが 私のスタンスなのです。 もしくは最初から「変わった人」「マイペース」のフリをして、これ以上よせつけない、というのもスタンスのひとつです。 そのかわり、侵食はさせないけど相手の価値観は何でも受け入れる、拒まない。 私なりに社会を滑らかに過ごしていくための方法なのです。 それが今の環境には裏目に出ているようで、 度々つまづいては、考え込んでしまうのですよね。 確かに今の自分は、閉塞的であり 非建設的にしか映らないのだ、絶対。 結局は「臆病」なだけだとか。 無理や我慢や違和感が、余計に焦りや失敗を呼んでいるだとか。 考える。 それにとても忙しいので、自分の中の利便性・合理性ばかり追求していたら 個性がただの邪魔者になっていて、ゆっくり本を読むことも絵を描くこともしなくなっていて 無意識に感受性のアンテナを遮断 していたことに気づきました。 その証拠に、今浮かんでくる感情と言葉の、貧しいこと貧しいこと。 大好きな幸田文もヴォネガットの言葉も入ってこない。 これこそ 「忙」。 ココロ 亡し。 自分の心の奥に にゅるりと侵入し、ずるずると深く深くへと潜り込む、どろどろした旅。 そういった内なる旅をやめてしまっていました。 無口な私にこそ、内側を五感で満たす この「作業」はたぶん必要だったのに。 心が塞がって 吹き溜まりになっていた。 こうした自分の不器用さには いつも失望します。 沸いてくる感情を言語化するのは とても難しいですし。 でも振り返られただけ整頓されてシンプルになり、ちょっと大丈夫になる。 それが 案外打たれ強い、と言われるゆえんかも。 それにしても 嗚呼。 今年の夏は、発散とか放出がほとんどできてないんだよな。 そのせいでスッキリしない。 浮かれたり踊ったりしたかったな。 そしてもう秋か。 今年は、背中全体を覆えるくらい大判の タータンチェックの あったかストールを買おう。 くるまりたいよ。 追記:書いたら妙にストンときて、スッキリ膜がはがれたみたい。 世界がとっても透明です。
by miyua-moi
| 2008-09-02 22:30
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