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Pharoah Sanders - Thembi
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以前聴かせてもらった Karma というアルバムの1曲目がとてもよくて
他にも聴いてみた Pharoah Sanders。

コルトレーンの晩年を共にし、コルトレーンの死後、
後継者として一番名乗りを挙げたサックス奏者。
コルトレーンより過激にフリー・ジャズを追求、インドや東洋の神秘にも触れる。

特にこの Thembi というアルバムは、なんだか物語性とか大陸性を感じて
とても気に入りました。どの曲も素敵。
(4)Loveの Cecil Mcbee のベースがすごい。

「人間臭い」ジャズも好きだけど、
「泥臭い」、というか、「土に近い」「地面に近い」ジャズに強く惹かれてしまいます。
もともと、ジャズは人間臭い音楽というか、人間臭さが出やすい音楽という気がするけど、
パーカッションや民族楽器などを使うと、その「匂い」を強く感じずにはいられない。
この人の「愛」はきっと人や自然やあらゆるものに向けられ、
音に返ってきてるんだなあ。
フリーの精神、ジャズの精神を再構築させられました。

この頃、本当の意味での「 自然 」てなんだろうと、深く、キリがないほど考えます。
これは高山さんの影響もある。
木々や空や土や水も自然。
人間も言語も信仰も、生も死も、気力も無気力も自然。
幸福感や悩みや病気も自然...

ちなみにアルバム・タイトルになっている3曲目は、
当時の Pharoah の妻の名前だそう。
よい曲。



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by miyua-moi | 2006-11-08 10:30 | music
Eric Dolphy - OUT TO LUNCH
f0060883_3172192.jpgフリージャズ、即興つながりで。
Eric Dolphy (エリック・ドルフィー)
私がジャズマンの中で一番好きなマルチ・リード奏者。
演奏する楽器は、alto sax、flute、bass clarinet。
その中でもドルフィーのalto saxが好き。
自らをすり減らすような音に、ごつごつした感触。
どこへ飛んでいくのか全く予想がつかないアドリブ。
張りつめた音が迫ってくる。
逆にfluteはきれいで繊細。
でもalto saxの音の“居心地の悪さ”を時々求めてしまう。


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Out to Lunch
有名盤。ブルーノートより。
1曲目「Hat and Beard」はセロニアス・モンクのこと。
初めて聴いたときは衝撃だった。今もだけど。
トニー・ウィリアムスのdrがいい。


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at the Five Spot, Vol. 1
音と空気の絡み合いが最高。
うねうねしてる。
フリージャズというより60年代っぽいところある気がする。
聴きやすさの意味で。
 
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Last Date
亡くなる一月前のレコーディング。
地味。と思った、最初は。
でも聴けば聴くほど私の中で格が上がっていった。
特にfluteの演奏が大好き。
最後に肉声入り。
言っている言葉は「音楽は空(くう)に消え、二度と捉えることはできない」。

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Out There
村上春樹はこれが気になるらしい。
(~by『ポートレイト・イン・ジャズ 』)


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by miyua-moi | 2006-07-08 03:29 | music
Jim O'rourke 坂田明 - かなしい / Explosion
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爆発、暴動、痛快。
これこそフリージャズという感じ。
ジム・オルーク坂田明
昨年4月に新宿のPIT INNで行なわれた即興ライブ(2日目)の加工音源。
前作(1日目)の「およばれ」とは対照的。
こっちは本当、アガリマス。
それに曲名がおかしくてかわいい。
ジムが覚えた日本語で送られてきたメールの一部なんだそう。ぷぷ。

TRACK LIST
1 昨日に病人でした/Eddy Bear
2 はずかしまったです/Bachelor Of Divinity
3 でも 挙句でしょう/Tombouctou

特に「2 はずかしまったです/Bachelor Of Divinity」の突っ走る音が気持ちいい。
ジム・オルークはこんなギターも弾くのだね。
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by miyua-moi | 2006-07-06 19:42 | music
miles davis - bitches brew
f0060883_2052980.jpgしびれと動悸。

久しぶりに引っ張り出してきて聴いた。

マイルス!

ビッチェズ・ブリュー!



以前の印象とはまた違った感覚だった。
何度聴いても新鮮。
それでいて、しびれとドキドキを毎回もたらす。
これは間違いなくJAZZだと思う。
JAZZしてると思う。でもロックでもあるような。
同時に、何者でもないよくわからないものすごい黒いドロドロした物体が
うごめいているイメージを感じる。
それに加えて、今回は居心地のよさがあった。
でも何回耳に入れても、形ないものに終わっちゃう感じ。
もしくは、形状が大きすぎて私では捉えきれていない物体なんだろう。

マイルス、こわいな。
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by miyua-moi | 2006-04-12 20:08 | music
bud powell - bud powellの芸術
f0060883_2094247.jpgジャズが私に定着したきっかけの1枚。
それまでは、Hank Mobleyなどの
いわゆる聴きやすいハードバップとか、
前から聞いてたボサノバに近いStan Getzとかを
聴いてたけど、甘かった。
ジャズが何か?っていうこともよく分かっていなかったろうな。
Hank MobleyやStan Getzがどうとかではなく。

Bud Powell この人はすごい。

人間的にも好きだ。きっとすごく脆い人。
それからそれから……えーと。。
大好きな人やものについて、「言葉」を使って語るのは酷なものがある。
だから敢えて語りたくはないんだけど。敢えて。
バドのピアノは、音が降ってくる。
初期のバドはすさまじい。
「脳天をつく」とかそういう感じ。
ぞぞっとするジャズ。
ジャズ?
もう、ジャズとかビ・バップとか。
くくりを表す言葉がすべて無意味で空虚なものに聞こえるのです。

けど晩年のバドはひどい。
クスリだってやってたし、演奏もグダグダ…。
でも、ひどいけど、放っておけない何かがある。
ああ、なんかやっぱり言い尽くせないや。
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by miyua-moi | 2006-04-11 10:06 | music