タグ:DVD ( 7 ) タグの人気記事
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
f0060883_1974391.gif



  Eli, Eli, Lema Sabachthani?




神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや ――――
(主イエスが十字架に張り付けられながら唱えた最期の言葉 / マタイ27章 46節)


f0060883_12515036.jpg人を自殺に導くウイルスが蔓延する世界。
発病を抑制するといわれる唯一の方法、
それは、彼ら(浅野忠信・中原昌也)が演奏する“音”を聴くこと。
ウイルスに侵されたハナ(宮崎あおい)は彼らのもとへ連れ出される。


音楽 」は、 希望の象徴 となりうるか。

  
“ノイズ × 静寂 × 生 × 死”


音楽 は常に人に元気を与え、
癒しを与え、すばらしいものだとは思うけれど、
希望の象徴 」にはなり得ない。

希望の象徴として、不特定多数の人々がその「 音楽 」を頼りにやってくる。
そんな人たちにはきっと、それがどんな音楽か なんてのはどうでもいいのです。
そうなってしまったら、それはもはや「 音楽 」という観念のものではない。

だって、 音楽 ってそういうものじゃない。

そんな音楽の不確かさ、人の心の不確かさが見え、でも最後に少しが見える。
そんな映画でした。


全編通して、音響好きには違った面白さがあるかも。
序盤でのいろいろな素材からの音のサンプリングシーンは結構好きでした。
いろんな機材も出てきるし。
つくる側からしてのノイズの質のよしあしは私には分からないけど、
草原での浅野の演奏シーンは圧巻。

難解にもとれるし、そのまま音と映像に圧倒されるもよし。
ただし、万人受けは絶対しない映画。~公式HP


監督:青山真治
「ユリイカ」 「Helpless」 好きです。



[PR]
by miyua-moi | 2006-09-12 12:03 | film
コーヒー&シガレッツ
f0060883_0281333.jpg4月2日。
1年前の今日、私はこの映画の前売り券を買っていたなぁ。
次の日、ひげの誕生日だったから。
当日も1人で早めに会場に行き、
絶対欲しがるだろうサントラを予め買っておいた。

そして当日、
案の定、やつはサントラを買おうとしていたので、
「ほしいの?ほら、あるよっ」
て顔で、満足げ~に渡したの覚えています。

というわけで、
そんな思い出がよぎる映画のDVDを久しぶりに観ました。
映像のスキのなさに感心しつつ、
ゆるーい。いい時間を過ごした。
[PR]
by miyua-moi | 2006-04-02 01:52 | film
行方知れズ - 渋さ知らズ1999-2000
f0060883_4591538.jpgこちらもドキュメンタリー。
渋さ知らズ
ダンドリスト、不破大輔を中心に創設、
ジャズあり、演歌あり、歌謡曲 あり、ロックあり、
ダンスあり、暗黒舞踏あり、寸劇あり、何でもありなアーティスト集団。
そんな「渋さ知らズ」の1999年6月から2000年6月までを記録した映画。
なんか、どすーんとくるね。
なんだろうか、「渋さ」のこの重みは。
混沌?生命?人間そのもの?
不破さんはおもしろい、興味深い人。
[PR]
by miyua-moi | 2006-03-23 04:59 | film
ソラノ
f0060883_8292748.jpg浅野忠信の初監督作品トーリを製作過程を、
つぶさに記録した70時間の映像をもとに、
以前グータン(フジ系)にも出ていた精神科医 名越康文が、
浅野忠信はじめ参加アーティストを詳細に分析した異色のドキュメンタリー。
音楽が菊地成孔
すばらしかった。サントラ狙い中。
菊地成孔が情熱大陸に出たときは、うれしかった。
さすが、情熱大陸。
途中、映像の中でEYEちゃんの顔がぐにゃぐにゃしていたのは
なんだったんだろう。。。
テーマも異色で興味深かった。
だって、精神科医×いわゆるアングラな人たち、ですよ。
会話に温度差がなかったのは、やっぱり名越さんの力だろうか。

ドキュメンタリーが好きです。
平坦で、断面的なものに、とんでもない希少感、というか魅力を感じます。
[PR]
by miyua-moi | 2006-03-21 08:34 | film
fishmans - 男達の別れ
今日は雨。
でも今日は雨でよかった。

ホントは洋服を買いに行きたかったけど、
雨なので家で二日酔いのひげさんとDVD鑑賞をすることにした。

観たのはフィッシュマンズ
f0060883_1054395.jpg








video


よいのです。これが。

外から聞こえる、窓を通した雨音が、
佐藤くんの声に重なって、
染みる。
光の演出がまた良くて、
雨のせいで余計に染みる。
染みて、放たれる感覚。浮遊感。

この人はもうこの世にいないのか、と思うと、
やっぱりはかなく、切ない気持ちになりました。
ひげは寝てやがったけどね。

雨、フィッシュマンズ。
[PR]
by miyua-moi | 2006-01-15 23:00 | music
アントニオーニ
買って放っといたヴェンダースのDVDボックスの中身をふと覗いてみたら、
その中に、思いもよらなかったものが。


「666号室」


これはヴェンダースがカンヌ滞在中に、
映画監督仲間に筆談でインタビューをしたもの。
被写体としてゴダールやスピルバーグ、ヘルツォークとかがいます。
けっこう豪華。
そしてそして、その中にミケランジェロ・アントニオーニが!!!


f0060883_11143591.jpg
興奮してしまいました。
だって、動いて喋るアントニオーニを見るのは初めてなので。
ホントは題の「アントニオーニ」のあとにハートマークをつけたいぐらい。

映っていたのは、1982年時のアントニオーニ。私の誕生年。
映ってた人はもうおじいちゃんでした。
未来を哀れむ一種の年老いた口ぶりがあった。
でも、未来の先を見据えて、新しさを求める斬新さもあった。
実存主義のニュアンスも言葉の中に見つけた。
アントニオーニのとこだけ繰り返し観て、涙がでそうになりました。
ずっと会いたかった人に会えた気分。

ゴダールとユルマズ・ギュネイの話もよかったです。
ものを創りだす人間の話って好きだ。
[PR]
by miyua-moi | 2006-01-14 23:00 | film
パリ、テキサス
何回も観たくなる映画。
f0060883_15132279.jpg

最初はなんてことない映画だと思ってた。
ロードムービー=退屈、て観念があって。

でも
ライ・クーダーの音楽、
ナスターシャ・キンスキーの着ていた赤、
それらが心地よく心に残る。

何度も観たくなる。

いい映画。

------------------------------------------------------------
2006.6.23

また観てしまった。
何回観たか分からないパリ テキサス。

やっぱり、この映画に出てくる「赤」が好き。

赤がやさしい。

ナターシャ・キンスキーのニットの赤、トラヴィスの帽子の赤、
ハンターのスニーカーの赤、ライトの赤。
多感で、情緒不安定で、弱くて、やさしい赤。
空の青は、そんな赤をただただ包む。

いつもジーンとしながら観るのだけど、
今回はボロボロ泣けてしまった。

特典の8mm映像のナターシャ・キンスキーがきれいできれいで、
哀しかった。

ライ・クーダーのギターの弦の音に、またジーン。

昔、池袋でヴェンダース・ナイトに行ったっけ。
またやらないかしら。



[PR]
by miyua-moi | 2005-12-01 23:00 | film