カテゴリ:book( 20 )
真昼の月
 
 
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真昼の月 - 吉田秋生


向田邦子さんを読んでいるような、そんな漫画。




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by miyua-moi | 2012-03-05 01:01 | book
みずうみ
 
 
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「愛されているってこういうことだな、
『この人に触っていたい、優しくしたい』
そう思ってもらうことなんだ」と私は体でおぼえている。
だから偽ものの愛には体が反応しないように、
きちんとできている。
そういうのが「育てられた」っていうことなのだろう。


 ――よしもとばなな 「みずうみ」




 つるりと何かが剥けて、生まれた、漠然とした許しの気持ち。
 わたしは ちゃんと「育てられて」いるのだな。
母や、祖母や祖父や、父によって。
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by miyua-moi | 2011-07-19 01:14 | book
はじめてのペーパーバック
 
 
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詩ならなんとか和訳できるかなと思ったが
全くもって苦戦している


でもがんばるぞ


この人の詩が読みたいのだー

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by miyua-moi | 2011-05-21 20:34 | book
Looking at My Bed/3 A.M.


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ねむりのないねむりのあとに
ふたたびねむる
   ねむること
   なく


ブローティガン 「東京日記」

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by miyua-moi | 2010-05-25 01:11 | book
喪の日記


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一〇月三〇日。

ユルトにて。
悲しくて、おだやかで、深遠である(いらだちはない)。


ロラン・バルト 「喪の日記」 



深遠・・・深遠

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by miyua-moi | 2010-05-19 02:28 | book
一つのメルヘン


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秋の夜は、はるかの彼方に、
小石ばかりの、河原があって、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射しているのでありました。


陽といっても、まるで珪石か何かのようで、
非常な個体の粉末のようで、
さればこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもいるのでした。


...中原中也「一つのメルヘン」より

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by miyua-moi | 2010-05-05 00:49 | book
五十嵐大介 「海獣の子供」



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山育ちなせいか
なぜか海がちょっとこわいんです。

でも これを読んでたら
海にさらわれてもいいかなと思える。


~4巻より~

 “それに、ジムは死がキライだから。

 どうして?形が変わるだけなのに。

 生まれる
 食べる
 食べられる。
 体の一部になる。

 土になったり、森になったり。

 変わりながら ぐるぐるまわる
 流れの中の一瞬にすぎないのに。”


よい映画やライブを見たあとって、
私はどうしても無口になってしまうんです。
そのときのなんともいえない高揚感を
言語に変換して吐露してしまうと
実際の1割も伝わらない気がして。

この作者はそういう言語では語りえない域を
漫画でありありと表現しようとしていて、
それが物語の完結にも関係してきそうだから、面白い。

どんどん奥へ、中へ、内へ、もぐり行く物語。
内側へ行くほど、広がりだす世界。
細胞から宇宙が見えてきそうで圧巻です。
最近の漫画表現は常に変化して洗練されて、
すごいなあ、と感心してしまいます。


そうそう
漫画、大好きです。
昔は漫画家になりたかった。
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by miyua-moi | 2009-09-22 00:50 | book
青い大理石の映画


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「起きるの」 と彼女はいった。
目の青さは夢遊病者いろ。
「ベッドに戻りなさい」 とわたしはいった。
「どうして?」 片ほうのブロンドの足を床に置いて、
すでに半分はベッドを出ていた彼女がいった。
「どうしてって、きみはまだ眠っているからだよ」 とわたしがいった。
「そお・・・・・・じゃ、いいわ」 と彼女はいった。
わたしの言葉に納得すると、彼女はベッドに戻り毛布にくるまって、
わたしにじっとよりそうようにした。
それからはもう一言もいわず、身動きもしなかった。

ブローティガン 『芝生の復讐』 より

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by miyua-moi | 2009-04-21 01:43 | book
パトリス・ジュリアンのデザート

という古本を買った。

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パトリス、わ、若い。
10数年前の本です。
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by miyua-moi | 2008-03-23 00:02 | book
中原中也 と 書き納め
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大東京の真中で、一人
~詩人“中原中也”を歩く~

という番組を見ました。中也をなぞる一時間半。写真やら直筆の日記やら、あまり見る機会がなかったので、満足。泣きそうでした。

中也の詩って、泣きながらついつい反芻してしまいそうな言葉が多いですね。

ゆあーん ゆよーん
ゆやゆよん

生きてたら話してみたかったと思う一番の人です。


**

さて。
今年ももうわずか。
これで書き納めにします。
また来年に。よいお年を。
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by miyua-moi | 2007-12-31 00:19 | book