向田邦子さんを読んでいるような、そんな漫画。 ・ 向田さんの文章というのは ページを繰っていると、突然、 堰を切ったように気持ちが溢れ出すことがある。 それは時には嗚咽にも似ている。 内臓をえぐられるような感覚にさえなることもある。 心の奥に追いやった古い錆びれた栓を開けて、洪水をおこす力が、向田さんの文章にはあるのだ。 家族の本質。 よくいえば「絆」、わるくいえば「しがらみ」という名の因果的なものとの対峙。 同じくそんな気持ちにさせてくれる漫画を読みました。 漫画から、梅とか桜とか雨とか潮とか、匂いが立ち込めてきそう。 吉田秋生は最初「夜叉」や「BANANA FISH」のイメージだったので、正直その振り幅にびっくりでした。
by miyua-moi
| 2012-03-05 01:01
| book
|
me
お気に入りブログ
38 another sunn... Indian summe... Live my hebo... Instant Reco... moin! n o t e : イタリアと日本 sleepswim phototrip diary 猫とベジテイション カテゴリ
以前の記事
2015年 02月 2014年 07月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 more... ライフログ
タグ
music
梅
cook
food
film
book
life
sweets
art
DVD
drawing
home-liqueur
エレクトロニカ
jazz
POLA
photo
feel
philosophy
cafe
homepage
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||